メロンマンゴー&ピーチwithバナナ

 やっほー、けーくんだよ! ちゃんのオンボロ寮ってなんかマジカメ映えスポットだよね! そんなわけで、けーくんただいまちゃんに押し倒されてます!
 ――と、ふざけるのはこのくらいにして、ことのなりゆきを説明しようと思う。トレイが作ったタルトをちゃんのところに持って行って、ついでに映えな写真でも撮ろうとかと考えていた。ちょうどお腹が空いていたというちゃんは大喜びでタルトを頬ばり、オレはその姿を一枚撮った。
「けーくん先輩、勝手に撮らないでください!」
「あはは、バレた? いいじゃんいいじゃん、さっそくアップしちゃお。えーと、『#トレイの新作タルト』『#オンボロ寮』『#めちゃうま』」
「けーくん先輩! 人の話聞いてますか!?」
 ちゃんがオレのスマホを奪おうとしたが、それをひらりとかわす。指をちょっと動かせば、タルトを幸せそうに食べるちゃんの写真がアップされた。
「消して! 消してくださ……、い……っ」
 ちゃんに異変が現れたのはこの時だった。急に口を結んで、ふるふると身体を震わせている。
「ん、どしたの? タルトに変なものでも入ってた?」
「……ッ!」
 口で言えないのか、ちゃんはぶんぶんと頭を左右に振ってオレに答える。さっきまであんなに元気だったのに、一体なにごと!?
「え、ええー? なになに、不味いものでも入ってた?」
「ちっ、ちが、……い、ま……っす……!」
「じゃ、じゃあー、お腹壊した、とか?」
「それも、ちが……っ、う、んッ」
 だんだんちゃんの呼吸が苦しそうになってきて、いよいよやばいかと思ったその時だ。ちゃんが勢いよく抱き着いてきて、そのまま後ろにあったベッドに二人でドボン。わぁ、けーくんちゃんに押し倒されちゃった!
「えええ、なになにどうしたのちゃん!? 苦しいの!? 誰か呼ぶ!? グリちゃんいないの!?」
「けーくん先輩……」
 そうオレを呼ぶちゃんの目はいつもと違う、潤んだ瞳で――。
「けぇくんせんぱい、あのう、エッチしたいです」
 そんなふうに言われたら、けーくんも断れないっていうか? 男の子だし?
「……ん、かわいい」
 ちゅっとキスをしたら、ほんのり甘いタルトの味がした。
 ちゃんの頭に手を添えて、顔ごと押し付けるようなキスをする。ちゅっちゅっ、ぺろぺろ、ちゃんの口の周りがよだれでべたべただ。ちゃんは不満そうにしているけど、お構いなしに唇を押し付ける。ちゃんの唇はふわっとやわらかくて、お茶会に出てくるお菓子みたいだ。
 キスを繰り返しているうちに、ちゃんのシャツの襟にしみができてしまっていた。まるで食べ物をこぼした子供のようで、甘やかすような口調になる。
「リドル君に怒られちゃうから脱ぎ脱ぎしましょうねー?」
「けぇくん先輩が、汚したのに……」
「ええー、オレのせい?」
 タイの結び目を解いて、一番上のボタンからひとつずつ外す合間も、ちゃんの頬にキスをする。ほっぺた、むちむちしていてかわいい。マシュマロみたいに思えてきて、オレはちゃんのむちむちほっぺを舐めて、歯を立てないように唇で挟んで。
 シャツのボタンを外し終えると、下着の隙間から手を突っ込む。ぽよんと程よく膨らんだちゃんのおっぱいを、やさしーく、さわさわとくすぐった。
「ブラジャー、縞模様でかわいいじゃん。どこで買ったの?」
「……んッ、こ、こうば、い……ッ、やぁ、けぇくん……っ」
 本当にここの購買ってなんでも売ってるな……。しっかり制服のタイと同じデザインっていうのがまた……。
「けーくん的には、フリルとかついてるのが好きかな。あ、色は白とかピンク!」
 さっきからちゃんがオレの手を掴んで止めようと必死になっている。といっても本当にささやかな抵抗で、オレの手にすがっているようにしか感じない。
「けぇくん、せんぱ……ッ、んやぁ、おっぱい、こすこすしないで、……っふ、んッ」
ちゃんのおっぱいは恥ずかしがりやさんだねー。ほら、隠れてないで出ておいで」
 つぼみが埋まっているところを指先で何度もくすぐると、ようやく形がはっきりしてきた。ちゃんの背中に片手を回して、下着のホックがどこにあるか手で探る。ここかな、という場所を何度かいじり、ホックを外した。オレはちゃんの顔を見つめて、少し首を傾げる。けーくんのおねだりポーズだ。
「ね、おっぱい見てもいい?」
 あけすけな問いかけに、ちゃんは顔を真っ赤にして唇を結んだ。気まずそうにオレから目をそらす。
「けーくん、ちゃんのおっぱい見たいなー。ねーえ、だめ?」
「み、見るだけ……ですよ……」
「んー、見るだけって約束できないかも」
「えっ、じゃ、じゃあ、だ……ッ! せんぱいッ!」
 ちゃんからオッケーをもらうやいなや、下着をすらしてかわいいおっぱいとご対面。あんまりにもかわいいから、けーくんおっぱいにもキスしちゃった。ちゅ、って。
「見るだけって言ったのに……」
「約束できないかも、ってちゃんと言ったじゃん?」
 だいたい、「エッチしたい」って言い出したのはちゃんなのに、なぜ今更ストップをかけるのか。ちゃんがもっとバカになってくれなきゃ困る。オレはいったん立ち上がると、食べかけのタルトが乗ったお皿を持った。そしてタルトのかけらを手づかみし、ちゃんの口元に運ぶ。
ちゃん、タルトまだ残ってるよ? 食べちゃお?」
「……! やッ、それ……食べると……」
「せっかくトレイが作ったのに?」
「でも、それ……中に……」
「ん、なんにも入ってないよ? ごくごくフツーの、あまーいタルト」
 半ば押し込むようにタルトのかけらを咥えさせる。指で押さえているところがぽろぽろと崩れてちゃんの胸元に落ちた。
「ほら、もぐもぐしようね」
「んーッ!」
 いよいよ苦しくなってきたのか、ちゃんはオレが押し込んだタルトを咀嚼しだす。喉が上下に動いて飲み込むのを見たオレは、残ったひとかけらを自分の口に放り込んだ。
「オレも食べたけど、なんともないよ」
「……けぇくん先輩だけ、なん、で……」
「だってこれ、ごくごくフツーのタルトだよ? ちゃんこそ、どうしたの?」
 一時は落ち着いていたちゃんの息が再び乱れ始めていた。一生懸命平静を装うとしているが、鼻から漏れる息の音はごまかせない。ふうふうと荒くて、ワンちゃんみたいになっている。
「も……、やだ、がまんでき、な……ッ、なに、これぇ……」
 肩を震わせるちゃんの胸元に手を伸ばして、タルトのくずをつまむ。たったそれだけのことなのに、ちゃんは喉を反らしたではないか。今度は間違えたふりをして、ツンと起ったおっぱいの先をつまんだ。
「――ひうぅッ!」
「ごめーん、間違えちゃった!」
「けぇっ、く、せんぱい、も、だめ……、せんぱい、やっぱりしたい……」
「んん? なになにちゃん?」
「けぇくんせんぱひと、エッチしたい……」
 ちゃんはオレの膝の上に乗り、甘えるような声でそう言った。
 よくできました、って頭をなでなでしてあげたい。だけどもまたストップされても困るので、意思確認はしっかりと、入念に。
「もう途中で『やっぱりだめ』って言わない?」
「いッ、言わない!」
「けーくんが何しても『だめ』って言わない?」
「言わないッ! 言わないから……ッ!」
「うん、じゃ、しよっか」
 オレがにっこり笑って答えると、ちゃんはぎゅうっとしがみついて自分からキスしてきたではないか。ほしい、ほしい、とねだるようなそれを、上手に制してけーくんのペースに持っていく。おくち開けて、って言えば素直にあーんと開けてくれた。ちゃんのベロを指でくにくにいじると、口の端からよだれが垂れる。本当にワンちゃんみたいでかわいいなぁちゃん。四つん這いにさせたらどうだろう。
 思いついたままに、仰向けになって自分の上でちゃんを四つん這いにさせた。そうしたら想像以上にハマって、今にも「ワン」と鳴きそうだ。
ちゃん、ワンちゃんみたいでかーわいいー」
「……わん」
 え? 今のってオレの幻聴? オレが目を白黒させていると、ちゃんは頬を染めて上目でもう一度ワンちゃんの真似をしてくれた。
「――ちょっと、めっちゃかわいいんだけど」
 思わず手で顔を覆い、ちゃんのかわいい仕草を噛みしめる。
「もう一回、いい?」
 人差し指を立て、ちゃんにおねだりをするとやけくそになったのかちゃんは「わんわん!」と吠えた。
「あはは、ご機嫌斜めになっちゃった?」
「けーくん先輩……、わたし、わんちゃんじゃないです……」
 不満そうに唇を尖らせるちゃんをなだめて、スカートの裾をぴらっとめくり上げる。
「そうだねー、ワンちゃんだったらここに尻尾があるからね」
「……っ、やんッ」
 尻尾についてはサバナクロー寮の面々で見慣れている。サバナクロー寮生の尾が揺れているのと同じあたりをさわさわと撫でると、ちゃんは足を震わせ倒れそうになった。どうにか体勢を保っているが、ちょっとの刺激で崩れ落ちてしまうだろう。倒れないようにとオレは膝を立て、ちゃんの足の間を支えてあげた。
 めくれたスカートから、まんまるのお尻と白いパンツが見えている。ブラジャーとパンツがお揃いじゃないのって、ちょっといいかも。つるつるした生地は触り心地が良くて、ついついちゃんのお尻を撫でまわしてしまう。そのたびにちゃんはオレの膝に擦り付けるように、腰をもぞもぞ動かしていた。
ちゃんって、オナったことあるの?」
「おな……? え、えっと……?」
「さっきからけーくんのお膝でおまんこぐりぐりしてるから、結構ひとりでシしてるのかなって?」
「え、ええ、しッ、してな……っ、そんなつもりじゃ……」
 オレに指摘され、ちゃんは慌てて腰を引く。
「遠慮しなくっていいって! 気持ちいいんでしょ? こうやって、オレの膝でおまんこぐりぐりすると」
「ひゃ、あ――、あ、そ、じゃ、ない……っ!」
 ちゃんの足を押さえて、立てた膝を思い切り当てる。ぴったりあてがったまま膝を揺するとちゃんは「いやーっ」と声を上げた。
「けーくんのお膝、気持ち良い? どう、ちゃん?」
「あッ、あひ、けぇくっ……、しぇんぱ、だめ、むずむずするからぁ……」
 ずるずるとちゃんの下半身が滑り落ち、膝ではなくオレの太ももに跨っているようになった。散々揺すられ、下着はよれてお尻の間に食い込んでいる。ちゃんのかわいいお尻に不釣り合いな食い込みに、けーくんのおちんちんは思いっきり反応してしまった。
ちゃん、けーくんのお願い聞いてくれる?」
「……また、わんちゃんですか……?」
「……ワンちゃんといえばワンちゃんかもね」
 オレはいったんちゃんの下から退き、ベルトを外す。スラックスの前もくつろげて、ちゃんのエッチな姿で大きくなってしまったもう一人のけーくんを引っ張り出した。
「けーくんの、ぺろぺろして」
 当然と言えば当然だけど、ちゃんは反り返ったものを見て固まってしまい、うんともすんとも言わなくなってしまった。そんなちゃんのほっぺたにけーくんのけーくんをひたりと当てて、おどけた声で言う。
「けーくんのがね、ちゃんにいいこいいこされたいって」
「うう……、いいこいいこって、その、ぺろぺろするんですよね……」
「ぺろぺろだけじゃなくて、ちゃんにいいこってキスされても喜ぶよ」
「……わかりました、あッ……、む、むぅ……」
 ちゃんはおそるおそる口を近づけた。顔の横の髪の毛が邪魔なのか、手を動かして耳にかける。膝立ちになったオレの前でぺたりと座り込んで、ちゃんは口だけを動かした。くすぐったいけど、けーくんには物足りないなぁ。
ちゃーん、もっとおくち開けて?」
「ええ、……ぺろぺろとか、キスでいいって……」
「けーくんのはね、おいしいキャンディなんだよ? おいしいものはおくちを大きく開けないと」
「――ッふ、ん、ぐぅ」
 けーくんのペロペロキャンディをちゃんのおくちに突っ込み、そのまま腰を前後させる。
「んーッ! んッ、んぐッ! ふ、んッ、ふ、むぅ……」
「あ、けーくんの味にハマった? ちゃんおいしそうな顔してるー」
 最初こそ口の中がいっぱいいっぱいで苦しそうだったが、あっという間にちゃんは自分からけーくんのを掴んでちゅっちゅ、ぺろぺろ、ついでにはむはむ。油断したら本当に食べられてしまいそうだ。
 ちゃんのおくち、ぬるぬるしていて気持ち良い。時々きゅっと吸われてオレの腰がぞわっと粟立つ。けーくんのけーくんはますます膨らんで、ちゃんのおくちの中はぱんぱんになってしまった。それでも離さず、ちゃんは一生懸命けーくんにいいこいいこしてくれる。ああ、ヤバ、溶けそう。
「……ね、動かしていい?」
「ふぁ、ひ……」
 ちゃんの顔に両手を添えてしっかり掴む。もうみちみちのくちまんこはちょっと動くだけでたっぷり刺激してくる。勢いあまって喉の奥にもう一人のけーくんの頭がごっつんこしちゃったけど、それがまた気持ち良い。
 しばらくちゃんのあったかいおくちの中でずぼずぼ楽しんでいたが、ちゃんにご褒美をあげないといけない。ぎりぎりまで腰を前後させて、ここだってところで一度抜く。うう、いますぐに出したいくらいむずむずしてる……。
ちゃん、あーん」
「……あ、……んッ!」
 あーんと開けたおくちに、けーくんのミルクをゆっくり注いであげた。ちゃんは大喜びで、注がれるそばから飲み込んでいく。
「えらい、全部飲めたねー。けーくんがいいこいいこしてあげる」
「ひゃ、ッあ、けぇくっ……、せんぱ、……はう、んっ」
 いいこいいこ、とちゃんの足の間を下着の上から撫でる。優しくなでなでしているのに、ちゃんはさっきから両足をぷるぷる震わせていた。これじゃあまるでいじめているみたい。
「けーくんせんぱひッ、さっきから、くすぐった、……ん、ひゃ、いやっ」
「くすぐったいのはだめ?」
 ちゃんがそう言うから、指先でぷにゅっと押し込んでみる。びくんとちゃんがひときわ大きく身体を震わせた。
 ぷにぷにしたところを下着ごと指先で擦ると、そこの形がじわじわと浮きあがってくる。大きいひだに、小さいひだ。それからぽこっと膨らんだところ。真っ白いパンツに、ひだの形を写し取ったようなシミがじんわりと。シミのところを更に擦れば、ちゃんは膝を曲げて腰を反らした。
「いいこいいこしたのに、どうしてめそめそ泣いてるのかな? ちゃんのおまんこ、確かめてあげないと」
 ちゃんの足から下着を抜いて、ぽいっと放る。わざわざ広げなくてもおまんこは開いていて、小さな穴からぐしゅぐしゅとよだれが垂れていた。
「けぇくっ、せんぱい……、さっきからずっと、その、トイレに行きたくて……う、行っても、……」
 下のおくちから垂れているよだれを指に絡め、ちゃんのちっちゃな穴をほぐしていると突然そんなことを言われた。トイレといってもこの部屋にはない。どこの寮もつくりは同じ。トイレは共用だ。
「いいけど、このかっこうで行くの?」
「ッあ、……そ、それはだめです……、ど、どうしよう……」
「我慢すれば大丈夫だって」
「え、がまん、って……」
 ちゃんいわく尿意のようだが、トイレに行っても出るものは出ないと思う。そういう風に錯覚しているだけだから。
 おろおろするちゃんのきつーい穴に指を一本挿れ、お腹の内側を刺激した。
「ひ……、だめっ、せんぱい、だめ、やめて」
 見えないところを、指先の感触を頼りに探り、奥へと進める。人差し指じゃ届かなかったらどうしようと思った矢先、ギャザーのようにひだが寄った場所を見つけた。ちゃんのおまんこはオレの人差し指でも一番奥まで届いてしまいそうで、大きくなったけーくんのけーくんが入っても大丈夫だろうか。
 そんな心配を抱きつつ、ひだの寄ったところを指でぎゅっと押し込む。それに反応したちゃんは、足に思い切り力を込めた。
「けぇ、……けぇくんせんぱ……ッ、ゆび、抜いて、もお、がまんできな……ひッ、できない、れすっ」
 いよいよ切羽詰まったように、ちゃんはオレの手を掴んできた。嫌々と首を振り、止めてくれと懇願する。
「どうせ今からトイレに行っても途中で漏らしちゃうって。出ちゃったらけーくんがふきふきしてあげるから、ね」
「い、じ……わるぅ……、あ、あ……、ッん、っふ、う、ううーっ」
 ちゃんはさっきから足ががくがく震えっぱなしなのだ。今起き上がったところでうまく歩けるわけがない。最後の抵抗で必死に両足を擦り合わせてはいるが、そんなに持たないだろう。
「けぇく……ッ、だめ、出ちゃう、やだやだ、出ちゃうよ……、あ、うあ、……っ、う、……」
 ぐす、と鼻をすする音が聞こえた。
 あれだけせわしなく動いていたちゃんの足は力なく投げ出されている。そして、オレの手にぽたぽたと生ぬるい水のようなものが滴り落ちてきた。
「けーくん先輩の、ばか」
 仰向けになっていたちゃんは手足を丸め、オレにそっぽを向く。それだけでなく、枕まで投げつけてきたではないか。
「先輩の、ばかばか! 出ちゃうって、言ったのに……」
「ごめんって! でもこれ、お漏らしじゃないから! 知ってる? 潮吹きっていうの!」
「知りませんっ!」
 もう一回、枕がオレの顔に飛んできた。
 完全に勘違いをして拗ねているちゃんは、オレの方を見向きもしない。
「本当にごめんってば! けーくんが悪かったです! 調子に乗りました!」
 両手を合わせて何度も謝ると、様子を伺うようにちゃんがちらりと視線を向ける。その目はもう怒っていないけど、態度はツンとしたままだ。
ちゃん」
「……っ!」
「――えいっ」
 ちゃんの背中にくっついて、両手を前に回す。片手でおっぱいをやわやわと触り、もう片方の手は足の間に潜り込ませた。ちゃんは身体を捩って振りほどこうとするが、予想外に力が入らないらしい。オレの腕の中でもじもじと動くだけだった。
 足の間にある小さな膨らみを指先で転がしてあげると、ちゃんの結んだ口から甘ったるい息が漏れる。ゆっくりとひだの間をなぞれば、くちゅっと音がした。
「ねーえ、続きしようよ?」
 ちゃんの耳元で、甘えるように言う。
「もう……、いじわるしませんか……?」
「しないしない、ちゃんが気持ち良いことしかしない」
 そう言うとちゃんはのろのろと起き上がり、身体をかがめてオレにキスをした。
「今のはオッケーって意味のキス?」
 オレの問いかけに、ちゃんはこくりと頷く。
 その仕草があまりにもかわいくて、オレは飛び起きた。そして、両手を広げてちゃんを腕の中に招き入れる。
「けーくんがぎゅってしてあげる」
 オレが抱きしめれば、ちゃんもオレの背中に腕を回してきた。そしてお互いにぎゅうぎゅうと抱きしめ合う。ぎゅーってするのをひとしきり堪能したら、いよいよだ。ちゃんのちっちゃな穴に、大きくなったけーくんのけーくんをねじ込んでいく。
 スカートが下がるとよく見えなくなってしまうので、ちゃんに裾を咥えてもらう。ちゃんが頑張ってお尻を浮かせている間に、ここって場所に先端を宛がった。
「ふっ……、ん、ッ? ――ッ、むぅ」
「あ……、じょうずじょうず。けーくんの、ちゃんのおまんこに入っていってるよ」
「……っふ、ふあ、けぇく、おっき……」
 堪えきれなくなったのか、ちゃんは咥えていたスカートの裾を離してしまった。ぱさりと落ちた布が、今まさに突き刺さっているひときわエッチな場面を覆い隠す。
「けーくんせんぱいッ、もお、……いっぱい、です……」
 感覚としては、半分ちょっとしか入っていない。物足りなさもあるけど、ちゃんのおまんこの小ささは指で確認済だ。無理に押し込んでも痛いだけだろう。
 何もしなくてもちゃんは自分の体重でずぶずぶと沈んでいく。そこを下から軽く揺すり、ちゃんを弾ませる。
「きゃ――、やッ、ああッ、けー、くッ、おくッ、おく、当たるからぁ……!」
「小さいけーくんが、ちゃんのおまんことちゅーしたいってぇ」
「あッ、ちゅ、ちゅーするのぉ? やッ、乱暴に、しなひ、でぇ……ッ!」
「わかる? 今ね、ちゅーしてるよ? ほら」
「――ッあ、ひ、ひぅ、けぇくんッ、ちゅーしてる、ちゅーしてるのわかるぅ」
 ちゃんのキツまんに、けーくんのでかちんぽがちゅーしちゃいました!
 痛がるかと思ったら、ちゃんてば目をとろんとさせて自分から腰を動かしている。両手両足を絡めてオレに抱き着いているのに、すっごい器用。それでいてキスもしてくるからオレの方が飲まれそうになる。
ちゃん、ちょーエッチじゃん? 今度はさぁ、オレの寮でしようよ? リドル君に見つかったらとんでもない罰が待ってそうだけどぉ」
「んッ、する! けーくんとまたするぅ! けぇくん先輩、いじわるだけど、……っはぁ、あ……、好きぃ」
「オレもちゃんだーいすき!」
 最後に二人で倒れこんだ姿をスマホでパシャリ。顔が見えないようにトリミングして、えーと『#事後』、『#キツまんちゃん』、『#潮も吹いちゃった』……。アップするのはいつものアカウントではなく、みんなには内緒のアカウントだ。ちゃんのきわどいところもこっそり撮って、こちらも秘密のアカウントにアップした。
 メロンとマンゴーと桃のタルトに、バナナを添えて。隠し味はとびきり濃いミルク? なんちゃって。
 タルトにどんな仕掛けがあったかは、ちゃんには内緒。